今年2月に行われた『おしごと体験輝きウィーク』に参加した利用者さんから体験の様子を発表してもらいました。

永田さん　【科研製薬(株)】 「作業着を畳む時、いつもと違う畳み方だったのでとても難しかったです。もう少し時間が欲しかったです。社員さんが優しく教えてくれたので良かったです。」

三浦さん　【(株)リクサス静岡】 「段ボールを組み立ててとても大きな箱を作りました。部品の向きが難しかったけど、社員さんと一緒に作ることができました。」

板子さん　【特別養護老人ホーム高麗】 「コップの洗い方や、ポットの使い方が難しかったです。」

秋山さん　【AGCテクノグラス(株)】
「階段が急でした。背が低いので高いところの窓ふきが大変でした。」

と、リアルな声を届けてくれました。
発表者の皆さんは緊張している様子でしたが時に誇らしげに、また周りからの称賛や質問に対して照れ臭そうに自分の言葉で伝えることができていました。
カッコよかったです！

聴講していた利用者さんにとっては、身近な仲間がハルモニアから一歩外へ踏み出し、地域の企業さんで仕事体験をしたこが印象深かったようで、多くの参加者が熱心に発表を見聞きしていました。

グループワークでは、「どんなことが大変でしたか？」「初めて会う知らない社員さんとどうやったらうまく仕事ができますか？」等の質問がでました。 思いを言葉で表現することが難しい方でも企業名を言葉にしたり、「家族の手伝いなどをして出来ることを増やして、しごと体験に行ってみたい」等感想が聞かれました。 職員にとっても普段聞くことのできない利用者さんの思いを共有することができ、気づきの多い活動になりました。 今後もこのような活動の機会を大切に、支援に活かしていきたいと思います。