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2023年12月12日
イベント

2023年11月 ありす 藤枝特別支援学校高等部の実習受入

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11月に藤枝特別支援学校高等部の実習がありました。

中等部の時にも職場体験で来てくれ、ありすの利用を熱烈に希望してくれている方です。


ありすでは、実習生を受け入れる際に、朝礼終礼を使ってみんなで話し合います。
どうやって受け入れすれば良いか、実習生はどんな思いでいるか…。
同じ高等部でも、学年が違えば違う対応が必要となります。
自分が不安だったりわからなかった時のことを思い出して考えます。
その話し合いがあるので、 1人ひとりが実習生を受け入れる意識で自分の役割を考えます。

そして責任が出てくるのだと感じています。


今回は職員だけでなく、レモンの会のO会長も実習生にマンツーマンで作業を教えてくれました。
更衣やお昼は、TさんやIさんが一緒に対応してくれました。
他にも多くの利用者が本人に代わる代わる声を掛けていきます。
実習生が安心するために、それぞれガムテープにひらがなで名前を書いて胸に貼ります。
少しでも名前を呼んでお互い話せるように、名前を1人でも多く覚えてもらうために、何より「安心していいんだよ」という気持ちが伝わるように毎回工夫しています。


最終日に保護者と学校の先生が来た時には、O会長を始め、たくさんの利用者が保護者と先生と本人を囲うようにして、

「頑張っていたよ」「良かったよ」「学校に戻っても先生の話しを良く聞くんだよ」と、評価とアドバイスをしてくれました。
自然発生した感じですが、実習生のことを大事にしている気持ちは、とてもみんなから伝わってきました。

ありすの皆さんは成長し続けているのだと強く感じた場面でした。


なお、ありすの実習での振返りは、本人の様子を毎日動画で撮影し、日々の成長をその動画で振り返り、学校の書類以外でも毎日の作業・コミュニケーション・お昼・休憩など写真付きで記録を作成しのぞみます。
できるだけ、保護者や先生、本人が理解し易くするためにやっています。
また、せっかくありすに来たのでしっかりとしたアセスメントを取ることと、思い出になるように終礼時に本人を囲んだA4の全体集合写真をプレゼントし、実習後を応援するのが恒例になっています。

実習生にはまたいつか会いましょうと前向きにお別れしています。

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